建売住宅の特徴は?購入する際の4つのチェックポイント
マイホームを購入しようとする際、建売住宅と注文住宅どちらにしようと迷っている方もいらっしゃるでしょう。
どちらにもそれぞれメリットとデメリットがあるので、比較検討してどちらが希望に合いそうか考えてみることをおすすめします。
この記事では、建売住宅を選ぶメリット・デメリットと購入する際のチェックポイントを紹介します。
どんな住宅を購入するか選ぶ際の参考にして、建売住宅を選ぶ際にはぜひチェックポイントを活用してみてください。
建売住宅を購入するメリット・デメリット
まずは、建売住宅を購入するメリットとデメリットから紹介します。
メリット1 注文住宅よりリーズナブル
建売住宅を選ぶメリットとして、注文住宅より安い価格で購入できるという点があげられます。
建売住宅が安い理由は、同じ設計・デザインで複数建てる場合が多いので、建材をまとめ買いできるからです。
また、申請・計画にかける手間暇が少なくなったり、仲介手数料が発生しなかったりという理由もあります。
なるべくコストを抑えたい場合は、建売住宅を選択するのがおすすめです。
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メリット2 購入前に完成形を確認できる
建売住宅を選択すれば、購入する前に足を運んで確認することが可能です。
図面だけではイメージしづらいですが、直接見れば実際に生活するイメージがしやすくなります。
具体的には内装や間取りはもちろん、日当たりや収納場所なども確認するようにしましょう。
事前に見てから購入すれば、後になってイメージと違ったと思うリスクを大幅に減らすことができます。
メリット3 短期間で入居できる
建売住宅を選べば、購入してから短い期間で入居することが可能というメリットもあります。
一方、注文住宅の場合はまず業者と何度も打ち合わせしながら、間取りや内装などいろいろなことを決めます。
さらに建築が始まってから完成するまでの期間も待たなければいけません。
購入してから完成まで約2年間かかるというケースもあります。
なるべく早く新しい住居に移りたいという場合は、建売住宅を選択するのがおすすめです。
デメリット1 購入者の好みを反映しづらい
建売住宅を購入する場合、間取りや内装などすべて決まった状態で販売されているので、購入者の好みを反映しにくいというデメリットがあります。
リフォーム・イノベーションをするという方法もありますが、それでも注文住宅よりは自由にカスタムできません。
一方、注文住宅は業者と話し合いながら、自分たちの希望を反映した設計・デザインにすることが可能です。
あまり細かい希望はないので自分で決めるのは面倒だと思われる方や、好みを反映するよりコストをおさえたいという方は、建売住宅を選んでもよいでしょう。
デメリット2 まわりに似た建物が多いケースがある
建売住宅は多くの場合、同じ設計・デザインで複数建てられます。
そのため、周囲に似た建物が多く、個性が出ししにくいデメリットがあります。
一方、注文住宅なら全て自分たちの思うようにプランを立てられるので、個性的な家にすることが可能です。
せっかくのマイホームなのに、他の家と全く同じなんて嫌だと思う方には、建売住宅はおすすめできません。
デメリット3 都心には少ない
建売住宅は郊外に多く、都心には少ないという点もデメリットです。
土地と建物がセットになって販売されているので、すでにある選択肢から選ばなければいけません。
もともと郊外に住みたいと思っている方は問題ないですが、どうしても都心に住みたいという方には向いていません。
建売住宅を購入する際のチェックポイント
ここからは、建売住宅を購入する際に気を付けるべき4つのチェックポイントを紹介します。
<h3>チェックポイント1 朝・昼・夕方・夜に確認する</h3>
まず紹介するチェックポイントは、1回だけではなく朝・昼・夕方・夜など時間をずらして複数回確認して問題ないかという点です。
時間帯によって日の当たり具合や騒がしさが変わってきます。
また、昼間は気にならなかった騒がしさが、夜にも騒がしいと寝られるか不安になるといったように、時間帯によって気になるポイントが変わることもあります。
このチェックポイントを確認しておかないと、住み始めてから内覧した際には見えなかった問題がたくさん見えてきてしまうかもしれません。
内覧する際には、時間帯を変えて複数回確認するようにしましょう。
チェックポイント2 周辺環境を確認しておく
次に紹介するチェックポイントは、建物自体だけではなく、周辺の環境にも問題はないかという点です。
家自体に満足していても、住むようになれば必ず外出する機会もあります。
お店や公共施設との距離や治安の良さなどによって、暮らし始めてからの快適さが大きく変わってくるでしょう。
また、近隣にどんな人たちが住んでいるかで、人付き合いの仕方も変わってきます。
このチェックポイントを確認しておかないと、住み始めた後に暮らしにくさを感じて後悔してしまうかもしれません。
ぜひ家の周辺にも目を向けてみてください。
チェックポイント3 自然災害の影響の受けやすさを確認しておく
自然災害の影響を受けやすい立地ではないかというチェックポイントも確認しておきましょう。
過去に災害の影響を受けた事例がある場所は、また同じような状況におちいる可能性が高いです。
たとえば、川が近くにあれば氾濫した事例がないか、山があれば地滑りが起きた事例はないかなどを確認します。
また、地震が起きたときに被害が少ないように、活断層が近くにない場所を選ぶのも重要です。
このチェックポイントを確認せずに購入すると、せっかく手に入れたマイホームが自然災害によって住めない状態になってしまうかもしれません。
ぜひ過去に自然災害の被害を受けていないか過去の事例を見てみてください。
チェックポイント4 アフターケアがある業者から購入する
アフターケアを提供している業者かどうかという点も、重要なチェックポイントです。
住宅を受け渡したらそれで終わり、という業者から購入してしまうと、年月が経って不具合が出てきたときに対応が遅くなって生活に支障が出てしまう可能性があります。
住宅瑕疵担保履行法という法律があるので、もし購入後の住宅に欠陥が見つかったとしても、引渡しから10年間は無償で修繕してもらえます。
しかし、修繕してもらえる範囲外の部分で欠陥が見つかった場合や、10年の期間が過ぎてから欠陥が見つかった場合、修繕の対応をしてもらえないかもしれません。
このチェックポイントを確認しておかないと、欠陥が見つかってから慌てて対応してくれる業者を探さないといけない状況におちいるかもしれません。
できるだけアフターケアが手厚い業者を選ぶと安心です。
建売住宅は全チェックポイントをクリアしている物件を選ぼう!
いかがでしたでしょうか。
建売住宅は土地と建物がセットで販売されているので、注文住宅より安価ですぐ住めるといったメリットがあります。
一方、自分たちの希望通りに設計・デザインはできなかったり、郊外に多いので都心では見つかりにくかったりというデメリットもあります。
また、建売住宅を購入する際にはいくつかのチェックポイントを確認しておかないと、住んでみてから不便をかんじてしまうかもしれません。
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