建売住宅に自転車置き場がない場合の対処方8選

不動産コラム

建売住宅に自転車置き場がない場合の対処方8選

建売住宅を選ぶ際、自転車置き場スペースがある物件を選ぶべきか疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。

また、建売住宅を買った後で自転車置き場がないと気付いて焦っている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、建売住宅に自転車置き場が必要な理由と、ないときの対処方法を紹介します。

自転車を使って通勤・登校・登園をしたり買い物に使用したりするご家族がいる場合は、ぜひ最後までご覧ください。

建売住宅に自転車置き場は必要なのか

そもそも建売住宅を購入する際に、自転車置き場がない物件を選んではいけないのでしょうか。

結論として、自転車を使う家族がいるのであれば、自転車置き場がない物件はおすすめできません。

自転車を雨ざらしにしてしまうと、自転車の寿命が大幅に縮んでしまいます。

自転車の平均的な寿命は約10年ですが、雨ざらしにした自転車の寿命は1~3年ほどです。

なぜこんなに寿命が縮むかというと、雨に濡れて鉄部分が錆びたり、風で倒れた衝撃で部品が傷んだり、紫外線でゴム部分が劣化してしまうからです。

自転車を長持ちさせるためには、なるべく自転車置き場がある物件を選びましょう。

【関連記事】建売住宅の特徴は?購入する際の4つのチェックポイント

建売住宅に自転車置き場がない場合の対処法6選

自転車置き場がないと自転車の寿命が縮んでしまうとお分かりいただけたかと思います。

では、建売住宅に自転車置き場がない場合はどう対処すればよいのでしょうか。

ここでは6つの対処方法を紹介します。

対処法1 自転車カバーを使う

建売住宅に自転車置き場がない時の対処方法として、自転車カバーを使う方法があります。

ただし、自転車カバーはできれば自転車とセットで買いましょう。

別々で買うとピッタリになりにくいので、風に飛ばされやすくなってしまいます。

対処法2 車輪止めを使う

建売住宅に自転車置き場がない時の対処方法として、駐輪止めを購入する方法もあります。

駐輪止めがないと、風で自転車が倒れやすくなってしまいます。

駐輪止めに自転車を止めても倒れることはありますが、回数は少なくなるので壊れにくくなるでしょう。

自転車が複数台ある場合は、2台以上止められるタイプを選ぶと、より倒れにくくなります。

ただし、駐輪止めは雨や紫外線を防げないので、自転車カバーとの併用をおすすめします。

対処法3 サイクルガレージを設置する

建売住宅に自転車置き場がない時の対処方法として、サイクルガレージを設置する方法があります。

設置すると雨や直射日光から自転車を守ってくれる効果が期待できます。

取り付けが簡単なものも販売されているのでスペースさえあれば誰でも簡単に設置可能です。

対処法4 自転車置き場を設置する

建売住宅に自転車置き場がない時の対処方法として、後付けで設置する方法もあります。

後付けできる自転車置き場には以下のような種類があります。

自転車置き場の種類と特徴

  • ポートタイプ:見た目がよく耐久性もあるが、柱部分の掘り込みやコンクリ打設が必要
  • ガレージタイプ:安く組み立てが簡単だが、耐久性が低い
  • ハウスタイプ:安く組み立てが簡単だが、耐久性は低め
  • 壁面設置シェードタイプ:壁に屋根を取り付けるので外壁の保証がなくなる可能性あり

ポートタイプはアパートなどではよく見られる形ですが、後付けだと設置が大変です。

柱部分の掘り込みやコンクリ打設をしないといけないので、地中の水道管に傷をつけてしまわないように、ハウスメーカーから図面をもらって確認してから設置する必要があります。

また、壁面設置シェードタイプは屋根を取り付けるために、建売住宅の壁に傷をつけることになります。

取り付けをしたらホームメーカーの保証の対象外になってしまう可能性があるので、取り付けるのであれば事前の確認が必須です。

ガレージタイプやハウスタイプは、ポートタイプや壁面設置シェードタイプよりも安価で設置が簡単です。

ただし、耐久性や耐水性はあまり高くありません。

価格や使い勝手を考慮してどのタイプを設置するか選びましょう。

対処法5 玄関に置く

建売住宅に自転車置き場がない時の対処方法として、玄関の土間に自転車を置くという方法もあります。

この方法なら雨風を完全に防ぐことが可能です。

ただし、入り口から玄関までに段差が多い場合は、自転車を玄関まで運ぶのが大変です。

玄関に自転車を置くなら、移動しやすいように、スロープを付けるのをおすすめします。

対処法6 軒下に置く

建売住宅に自転車置き場がない時の対処方法として、軒下に置くという方法もあります。

軒下がある場合とない場合があるので、自転車を使う場合はチェックしておきましょう。

特に、3方向が壁に囲まれるタイプの軒下であれば、雨風を防ぎやすいので、自転車置き場に適しています。

対処法7 物置・倉庫に置く

建売住宅に自転車置き場がない時の対処方法として、スペースに余裕があるなら物置・倉庫を設置する方法もあります。

物置や倉庫に自転車を入れれば、雨風を完全に防ぐことが可能です。

さらに、物置・倉庫は自転車置き場としてだけではなく、空いているスペースは本来の用途の収納場所としても使えます。

また、物置・倉庫と自転車置き場が併設されているタイプもあります。

対処法8 室内で保管する

建売住宅に自転車置き場がない時の対処方法として、室内で保管する方法もあります。

室内であれば雨風にさらされずに自転車を保管できます。

バイクを自立させるスタンドやコンパクトに収納できる縦型のスタンドを購入すれば自転車が倒れる心配もありません。

また壁に飾ったりすればスペースを節約しつつ、おしゃれなインテリアの一部にもなるでしょう。

自転車の保管場所を後付けで設置する際のポイント

自転車の保管場所をあとから設置する場合、いくつか抑えておきたいポイントがあります。ここからは自転車の保管場所を後付けで設置する際の6つのポイントをご紹介します。

 直射日光や雨風が当たらないようにする

一般的に自転車の耐用年数は約10年と言われています。

しかし直射日光による紫外線のダメージや雨によるサビなどは劣化の原因にもなり、自転車の寿命を短くします。

直射日光や雨風が当たらないように工夫するのが大切なポイントの一つです。

防犯面も考える

自転車の保管場所を新たに設置する場合は、防犯面も考える必要があります。

路上だけでなく一戸建て住宅やマンションの敷地内でも自転車の盗難は多く発生しています。

自宅でも自転車を外で保管する場合は必ずカギをかけ、チェーンを付けたり、盗難防止のブザーを付けたりすると盗難予防に繋がるでしょう。

 自転車置き場の無い建売住宅を買う際に確認すること

自転車置き場がない建売住宅を買う時には、事前に確認しておくと良い点があります。

ここでは確認するといいポイントを3つご紹介します。

 自転車の利用頻度

自転車の利用頻度は周辺環境に左右されます。

利用頻度が少なければ自転車置き場がなくても困らないかもしれません。

しかし家族の通勤や通学で利用する場合は自転車置き場の確保が必要です。

まずは家族が1ヵ月の間にどれだけ自転車に乗るのかを考えましょう。

周辺の公共交通機関の環境

移動手段として自転車以外にも公共交通機関の利用を検討する方法もあります。

自転車以外の移動手段としては、主に徒歩や車、バス、電車となります。

周辺に公共交通機関があるかどうか、自転車が無くても徒歩や公共交通機関を利用して生活は可能なのかどうかをあらかじめ確認しておくのが大切です。

 玄関に収納できるスペースがあるか

玄関に収納スペースがあるかどうかを確認するのも購入前に確認するポイントです。

玄関の広さはどれくらいなのか、自転車を置くスペースはあるのか、無い場合は他の場所に収納できそうなスペースはあるのかどうかを事前に確かめておくといいでしょう。

建売住宅に自転車置き場がない場合は取り付けるか別のスペースを使おう!

いかがでしたでしょうか。

もし自転車を使う家族がいるのであれば、建売住宅を選ぶ際には自転車置き場がある物件にしましょう。

自転車置き場がないからと雨ざらしにしてしまうと、自転車の寿命が大幅に減ってしまい、何度も買い直しすることになります。

とはいえ、自転車置き場がないけどどうしても住みたい物件があるという場合や、購入してから必要性に気づくこともあるかもしれません。

そういった場合は、自転車カバーや駐輪止めを使ったり、後付けで自転車置き場を作ったり、他のスペースを活用する方法を検討してみましょう。

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