書斎のある家のメリットやデメリットについて解説
家を購入する際に、書斎のある家にするか迷いますよね。
秘密基地みたいでワクワクしますし、家の中に自分だけの部屋があるのはとても魅力的です。
ただ実際に、書斎があるからといって、そのスペースをどう活用したらいいのか分からない方もいるでしょう。目的のないまま書斎のある家を購入してしまうと、ただの物置になってしまう可能性もあります。
そのためにいろいろな活用方法を知る必要があるでしょう。
今回は、書斎がある家のメリットやデメリットについてご紹介していきます。
書斎の活用方法
書斎と聞くと、読書をする場所といったイメージが湧きます。
しかし最近の書斎は読書スペースだけではありません。最近はテレワークも主流になっています。
そのため仕事スペースとしても使用可能です。
もちろん本来の読書するスペースとしても使用できます。
また最近のお家時間で見つけた趣味を行う場所としても使用可能です。子どもの勉強スペースとしても利用できます。
何か集中したいときに、集中できる部屋といった認識にしましょう。
書斎のメリット
そもそも書斎は本当に必要なのでしょうか。
書斎を設けるとどのようなメリットが生まれるのでしょうか。
書斎がある家のメリットについてそれぞれご紹介していきます。
自分だけの空間ができる
まずは、家の中に自分だけの特別な空間ができます。
いくら家族といってもずっと同じ環境にいたら、少しくらいはプライベートな空間や時間が必要です。そういった場合にも書斎はかなり活躍してくれます。
ただボーっとしていたり映画をみたりと、一人でリラックスできる空間が家にあるのは魅力です。
作業場の確保
新型コロナウイルスの影響でテレワークが多くなりました。家で仕事をする場合、どうしても集中が低下してしまいがちです。
また仕事スペースの確保にも困りますよね。書斎があれば、集中して仕事ができます。
また趣味に没頭する部屋としても使用可能です。
オンオフの切り替え
書斎は部屋として区切りが付けられるので、オンオフの切り替えがしやすいです。
リビングなどで仕事をしてしまうと、誘惑にが多くなり仕事がはかどりません。ご家庭によっては、育児や家事の邪魔になってしまう場合もあります。
家族と仕事の空間を分けるためにも、書斎はかなり効果的です。
仕事の資料などを子どもに触られない
家で仕事をする際に、資料の保管場所に困ります。仕事内容によっては、個人情報が載っている資料もあります。
紛失は社会的信用を失いますので、厳重な保管が必要です。家族や子どもに資料を触られたくない場合にも、書斎はかなり活躍します。
鍵を掛けて自分が持っていれば、自分以外が触る可能性もありません。また紛失したり、汚れてしまったりといった可能性も低くなります。
テレワークでの勤務が多い場合は、書斎があっても十分活躍してくれそうです。
大事な資料を保管できる
急な来客がきた場合でも、書斎があれば対応は可能です。
個人情報の書類を誰かに見られてしまうのはよくありません。
鍵をかければ、部屋自体が保管場所となるため紛失を防げます。
書斎のある家のデメリット
新型コロナウイルスの影響から、書斎の活用方法が変わりました。さまざまなメリットをみて、書斎のある家の購入を検討している人もいます。
ただメリットがあればデメリットもあります。
さまざまな活用方法が拡がっている書斎のデメリットはなにがあるのでしょうか。
いつの間にかほとんど使わなくなってしまう
新型コロナウイルスの影響で書斎の人気は高まりました。感染者が落ち着くと、テレワークから出社に切り替える企業も増えています。
仕事のために書斎を設けたのに、気づいたら物置になっているといった場合が多いです。
仕事で書斎を使用している場合は、出社した場合も考えて、別の活用方法も探してみましょう。
物置部屋になってしまう
目的がないまま書斎のある家を購入してしまうと、物置部屋になる可能性が高いです。
物が増え置き場所に困ると、とりあえず書斎に置いておこうといった事態になります。
仮置きとして置いていた荷物が固定場所とされてしまい、書斎に荷物がどんどん増えてしまう可能性があります。
部屋に籠ってしまい家族のコミュニケーションが減る
書斎が心地よくなり籠ってしまう場合です。気付かないうちに、書斎に籠ってしまい家族とのコミュニケーションが減っている可能性があります。
また仕事が忙しい時などは、書斎に籠ってしまいがちです。あまりにも出てこないと家族から心配されてしまいます。
家族に心配かけないためにも、昼食や夕食など決まった時間には家族とコミュニケーションを取るようにしましょう。
書斎を設置する際の注意点
書斎を設ける際の注意は、どういった内容でしょうか。
それぞれの注意点をしっかり確認して理解しましょう。
利用目的を明確にする
これは、書斎以外にも当てはまりますが、明確な利用目的を考えましょう。
仕事スペースとして設けるのか、趣味の部屋にするのか、利用目的は明確にしておきましょう。
またその目的に対して、書斎が本当に必要なのかといった点も併せて考えましょう。
例えば、趣味部屋として書斎を設ける際に、1週間にどの程度利用するのか、または他の方法で代用可能なのかといったところも考えましょう。映画を観るだけの書斎であれば、寝室でも代用は可能です。
さらに、自分が使っていない時の利用目的も考えましょう。
万が一、自分が利用しなくなった場合、どういった活用方法があるか調べておきましょう。
明確な目的や利用頻度などを考えていない場合は、必ず物置部屋になってしまいます。
書斎に収納スペースも設ける
デスクとイスだけあればいいと感じますが、書斎で仕事をするだけでも、いろいろ必要になります。
書類の保管場所や、筆記用具やパソコンなどが収納できる収納スペースは確保しましょう。
デスク周りに収納スペースがないと、書類が散らかって仕事するスペースが狭くなってしまいます。
十分な収納スペースを確保して、自分の好きな環境に整えてください。
設置場所
子育てや家事の合間に書斎を使用する場合は、リビングやキッチンから近いところに書斎を設けましょう
あまり離れていると、使いにくさを感じてしまうかもしれません。
家族の気配を感じながら仕事がしたい場合も、リビングやキッチンの近くに書斎を設けるといいでしょう。
反対に、ガッツリ集中したい、邪魔されたくないといった方は、リビングやキッチンからは離れた場所に書斎を設けましょう。
書斎を利用したときは、どういった状態がいいのかキチンと考えてから設置場所を決めましょう。
自分の使い方に合わない場所に書斎を設けてしまうと、書斎に行くのが面倒と感じてしまいます。正しい場所に、設置できるように考えてみてください。
広さ
広さはできるだけ広めがいいでしょう。座れて仕事ができればいいと思う方もいらっしゃいますが、狭過ぎると返って窮屈さを感じます。
また仕事道具が増えた時にも、収納スペースが必要です。一般的には、3.5畳前後ぐらいがベストとされています。
収納スペースをしっかり確保できて、ゆったりとした空間で仕事ができるような広さにしましょう。
デスクは、書類を広げても仕事しやすい机を探しましょう。
コンセントの設置
見落としてしまいがちですが、コンセントの設置は必ず行いましょう。パソコンにスマホの充電器などコンセントは必ず必要となってきます。
また季節によっては、ヒーターや扇風機といった家電も使用する場合があるかもしれません。
コンセントの設置と併せて、延長コードの購入も検討しておきましょう。
購入する前に家族に相談しよう
いかがだったでしょうか。自分の家に自分だけの空間があるのは、とても魅力です。
また新型コロナウイルスの影響もあり、書斎のある家の需要は高まっています。
しかし明確な利用目的がないまま、書斎のある家を購入してしまうと物置部屋になってしまう場合が多いです。
そのため、書斎のある家を検討している場合は、利用目的を明確にしましょう。また使わなくなってしまった時の活用方法も考えておくと、物置部屋にならず有効活用できるでしょう。
また、どういう理由で使いたいのか夫婦で認識を合わせておきましょう。購入後の意見の食い違いも防げます。
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