マンションと一軒家で悩んだ時に注目すべき特徴の比較ポイント

不動産コラム

マンションと一軒家で悩んだ時に注目すべき特徴の比較ポイント

マイホームを購入しようと考えた際、マンションと一軒家のどちらにしようか悩んでしまうことがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、どちらが良いとは一概には言えません。

「自分に最適なほうを選びたい」と考えた際には、マンションと一軒家の特徴について比較すると最適なほうを選びやすくなります。実際に購入してから「やっぱりマンションのほうが向いているかもしれない」「一軒家にすれば良かった」と後悔しないためにも、マンションと一軒家について特徴の違いをご紹介しましょう。

マイホーム購入を検討している方は参考にしてください。

マンションと一軒家どっちを選ぶ?特徴を徹底比較

マンションと一軒家には様々な違いがあります。特にマイホームを購入する際に重視することが多いポイントについて比較したものをご紹介しましょう。

 マンション一軒家
費用一般的に毎月修繕積立金が必要。また、大規模な補修工事があると数十万円程度の臨時徴収が発生することもある。駐車場代や管理費、修繕積立金はかからないものの、維持管理費の準備が必要。
生活エレベーターあるマンションは高層階の部屋でも疲れることなく出入りできて便利。共有部は管理会社が清掃してくれる。庭付き一軒家あればガーデニングなども楽しめる。プライバシー性が高いのも魅力。
資産価値共用部分などは定期的に計画的な修繕が行われるため、資産価値が守られやすい。資産価値を守るためには自分で建物を維持管理するための取り組みと対応が必要。
広さファミリータイプは3LDKが主流で全体的にコンパクト。ファミリータイプは4LDKも選択しやすく、ゆとりがある。
増改築占有部分以外は自由に手を加えることはできないため、自由度は低い。自由度が高いためライフスタイルの変化などに合わせ、増改築ができる。
防犯性オートロックの有無や、管理人が常駐かなど、防犯性の高さはマンションによって大きく異なる。マンションに比べて防犯性は脆弱といえるものの、個人で工夫して対策ができる。
立地駅の近くなど利便性が高いところに建てられていることが多く、立地条件が良い。駅に近くない郊外に建てられることも多い。地域によって違いは大きい。
コミュニティ共有施設が充実しているマンションであれば住人同士のコミュニティも盛ん。一方、全く近所付き合いがないケースも珍しくない。地域のイベントなどでご近所と接する機会もあり、良好な関係を築けることもある。ただ、地域差や個人差も大きく、ほとんど近所付き合いをしないケースも多い。
防音低音が響きやすく、上下階の足音が気になることがある。また、バルコニーから音が入ってくることも多い。建物が独立していることからマンションよりも騒音が気にならない。
防災中には備蓄庫を兼ね備えたマンションもある。コンクリートでできていることから火災に強く、加えて地震発生時の倒壊リスクも低い。耐震性能や耐火性能は各住宅によって異なる。
動線ワンフロアが一般的でスムーズな動線を実現可能。特に2階建て以上は動線が複雑になりやすい。

ポイントを解説します。

費用

マンションの場合、建物を修繕する際に必要になる修繕積立金が毎月徴収されます。

また、一軒家の場合は「物件価格×3%+6万円」を目安として仲介手数料がかかることになるので、確認しておきましょう。

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生活

エレベーターのあるマンションは足の不自由な方高齢者にも優しいです。設備などはマンションによって大きく異なります。

一軒家の場合、庭付きの広い家を購入できれば、家の前でガーデニングやバーベキューができたりして生活の幅が広がります。敷地内に駐車場があるのが一般的なので、車に乗る方にとっても利便性が高いといえるでしょう。

資産価値

資産価値は一般的にマンションのほうが高い傾向があります。ただ、エリアによっても異なるので、一概にはいえません。

広さ

マンションの場合、ファミリータイプだったとしても主流は3LDKです。一方、一軒家は4LDKなども検討しやすいことから、広さでいうと一軒家のほうが余裕があります。また、各部屋の広さも一軒家のほうが広いケースがあります。子どもや同居家族の人数が多い場合は一軒家のほうがゆとりをもって暮らせそうです。

増改築

マンションの場合、細かい規定があるため、占有部分以外は自由に増改築することはできませんが、一軒家であれば行政の確認申請が通れば比較的自由に増改築ができます。

防犯性

マンションは監視カメラやオートロック、常駐の管理人がいるなどの形でセキュリティが充実しているところも多いです。常に住人の行き来があるのも防犯性が高い理由の一つといえます。

一軒家は二重ロックにする、人の動きに反応するライトをつける、ホームセキュリティを導入するなど自分でできる防犯対策が必要です。

立地

マンションは、立地環境が良いところに建てられているケースが多いです。

一軒家の場合、利便性の良い土地にはすでに家が建っているケースも多く、郊外の分譲地などが選択肢に上がります。ただ、地域によっては利便性の高い土地を購入できるケースもあるため、地域差が大きいポイントです。

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コミュニティ

コミュニティについてはマンション・一軒家ともにどちらのほうが優れているとは言えません。良好なコミュニティが形成されやすいように集まれる場所を作るなど工夫しているマンション、地域もありますし、そうでない場合は自分から動いてコミュニケーションをとりに行くような努力も必要です。

防音

マンションに使われている鉄筋コンクリートは低音が響きやすい特徴を持っています。そのため、足音や物音に注意が必要です。

一軒家は上下左右の部屋がないこともあり、マンションに比べて騒音が気になりにくいです。また、小さな子どもがいる家庭では子どもが走り回ったり大声を上げたりしてしまうことがありますが、一軒家であれば苦情が来る心配が少ないといえます。

防災

マンションも一軒家も防災についてはきちんと備えられているケースがほとんどです。十分に対策がとられているマンションがほとんどで、一軒家も耐震性能を高める、耐火性能に優れている外壁材を使うなど工夫が可能です。

動線

マンションの場合、一般的には階段がないのでスムーズな動線を実現しやすいのが魅力です。一方、一軒家は部屋数が多いことも多く、住宅によっては1階で洗濯をして2階に干すなど動線が複雑になることがあります。新築の場合は、動線を考えた家づくりが必要です。

それぞれのメリット、デメリットをよく確認

マンションと一軒家の違いについて比較しながらご紹介しました。人によってメリットに感じる部分とデメリットに感じる部分が変わるので、自分にとって理想的な住宅を選ぶのに役立ててみてください。

茅ヶ崎エリアで不動産の購入をお考えの方は、ぜひセンチュリー21ハートランドまで相談ください。

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