建売住宅の寿命の長さはどれくらい?寿命を延ばす方法は?

不動産コラム

建売住宅の寿命の長さはどれくらい?寿命を延ばす方法は?

住宅を購入する際、建売住宅と注文住宅どちらにするか迷われている方もいらっしゃるでしょう。 

建売住宅は注文住宅よりもコストがかからない分寿命が短いという噂もあるので、その点が心配になってしまうかもしれません。 

そこでこの記事では、建売住宅とは何かという概要から寿命の目安、注文住宅との寿命の比較、寿命を延ばすコツまで紹介します。 

せっかくマイホームを手に入れるなら長く住みたいと思われる方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。 

建売住宅とは

そもそも建売住宅とは、不動産会社が土地と建物をセットで売るタイプの住宅です。 

建築が完了してから販売される場合と、建築前や建築中に販売される場合があります。 

建売住宅の間取りや設備などは不動産会社が決定するため、注文住宅のように購入者の希望を反映した設計にすることはできません。 

一方で、注文住宅よりもリーズナブルという強みもあります。 

分譲住宅地に同じ形の建物が並んだ分譲住宅も、すでに設計が決まっていたり完成してから販売されていたりすることがほとんどです。 

そのため、分譲住宅も建売住宅と同じような意味として使われています。 

【関連記事】建売住宅の特徴は?購入する際の4つのチェックポイント

建売住宅の寿命の長さ

建売住宅の寿命の長さは、20~30年ほどとされています。 

その理由は、1965年に財務省(旧大蔵省)が決めた法定耐用年数が20~30年ほどだからです。 

法定耐用年数は建物の構造によって異なります。 

以下は、構造別の住宅の法定耐用年数です。 

構造 耐用年数 
木造・合成樹脂造 22年 
軽量鉄骨造 27年 
鉄骨造(重量鉄骨造) 34年 
鉄筋コンクリート造 47年 
住宅の法定耐用年数 

ただし、法定耐用年数とは法律上、建物に資産価値があるとみなされる期間です。 

この期間中は、税金の計算や金融機関の審査に使用されます。 

つまり、法定耐用年数を過ぎると資産価値があるとみなされないようになりますが、寿命がきて住めなくなってしまうわけではありません。 

しっかりメンテナンスすれば50~60年まで寿命を延ばすことも可能です。 

建売住宅と注文住宅で寿命長さが違う?

ここでは、建売住宅は注文住宅よりも寿命が短いという噂が本当なのかを解説します。 

結論からいうと、建売住宅と注文住宅の寿命に違いはありません。 

なぜ2つの種類の建物の寿命に違いがないといえるかというと、以下の2つの理由があります。 

違いがない理由1 建築基準法でルールが決められている

1つ目の理由は、建売住宅と注文住宅はどちらも同じ建築基準法に従って建てられているからです。 

建築基準法とは、耐震性や耐久性などの品質を保つために決められた法律です。 

建売住宅か注文住宅かに関わらず、この基準法にのっとって建築前、建築中、完成後に検査が実施されます。 

また、建築基準法を守るためにより細かいルールを決めた、建築基準法施行令という法律もあります。 

違いがない理由2 住宅品確法で保証されている

2つ目の理由は、建売住宅と注文住宅はどちらも同じ住宅品確法で品質を保証されているからです。 

住宅品確法とは、住宅の品質を一定に保つために決められた法律です。 

2000年に決められた内容では、住宅が引き渡されて10年以内に欠陥が見つかった際は、売主に無償で補修してもらえると決められています。 

ただし、引き渡しの際に見つかっていなかった欠陥だけが補修の範囲内で、事前に説明された欠陥は含まれないので注意が必要です。 

建売住宅と注文住宅で寿命の違いがあると誤解された原因

上で説明した通り、建売住宅と注文住宅はどちらも同じ法律に従って建てられているので、寿命に違いはありません。 

ではなぜ建売住宅は注文住宅より寿命が短いという噂があるのでしょうか? 

噂の原因の1つは、1981年に建築基準法が大きく改正される前に建てられた建売住宅にあります。 

改正前の旧耐震基準に沿って建築された建売住宅は、改正後に建築された住宅よりも耐震性が低く、そのイメージが残ってしまったのです。 

また、好景気だった高度経済成長期からバブル期にかけては、大量の建売住宅が建築・販売されました。 

いくらでも売れる時代だったので、なるべく多く建築しようと、手抜き工事が行われたケースも多かったようです。 

これらの原因により、古い建売住宅は耐震性などに問題があり寿命が短いケースが多かったため、建売住宅は寿命が短いといわれるようになりました。 

しかし、現在では建築基準法や住宅品確法に則った建築がおこなわれているため、注文住宅との寿命の差はなくなっています。 

<h2>建売住宅の寿命を延ばすにはどんなメンテナンスが必要?</h2> 

建売住宅の寿命の長さを紹介した際に、法定耐用年数は20~30年ほどだが、メンテナンス次第で50~60年まで延ばせると説明しました。 

では、具体的にはどういったメンテナンスをすれば寿命を延ばせるのでしょうか 

メンテナンス1 外壁・屋根の塗装

建売住宅の寿命を延ばすために、建築から10年前後のタイミングで外壁や屋根の塗り替えを実施しましょう。 

屋根や外壁の塗装は直射日光や雨風によって劣化してしまいます。 

屋根や外壁の塗装が劣化したまま放っておくと、防水性が下がって雨漏りしやすくなります。 

また、ひび割れが大きくなったり雨漏りによって木材が腐ったりして、建物が倒壊する危険も。 

逆に、屋根や外壁の塗装が劣化したら塗り替えをするようにすれば、雨漏りや倒壊の危険が発生しにくく寿命が延びます。 

メンテナンス2 雨漏りの修繕

住宅の雨漏りは、築30年ほどで40%ほどにもおよぶといわれています。 

建売住宅の寿命を延ばすために、もし雨漏りが発生してしまったらすぐ修繕するようにしましょう。 

雨漏りを放置すると木材が腐ってしまい住宅の寿命が短くなってしまうので、木材が腐る前に修繕するのが重要です。 

特に、住宅品確法で品質が保証されている10年間の期限が切れる前には、雨漏りが発生していないかしっかり確認しましょう。 

10年以内であれば、無償で修繕してもらうことが可能です。 

メンテナンス3 設備機器の更新

建売住宅の寿命を延ばすためには、給排水管をはじめとする設備機器の更新も必要です。 

築10~15年ほどを目安に更新しましょう。 

もちろん、設備機器の更新にはコストがかかります。 

しかし長い目で見ると、設備機器を更新して住宅の寿命を延ばしたほうがコストパフォーマンスがよいといえます。 

メンテナンス4 防蟻処理

建売住宅の寿命を延ばすためには、シロアリ被害を防ぐための防蟻処理することも重要です。 

防蟻処理はだいたい5年周期で実施することをおすすめします。 

湿気の多い水回りや、湿気が多い場合は柱や壁の中にもシロアリが発生する可能性があります。 

シロアリに木材を食い荒らされると、柱が穴だらけになり脆くなるので、建物が倒壊するリスクが上がってしまいます。 

シロアリ被害で寿命が縮んでしまわないように、5年周期で防蟻処理しましょう。 

建売住宅の寿命は約20~30年といわれているが延ばせる!

いかがでしたでしょうか。 

建売住宅の寿命は、法定耐用年数としては20~30年ほどですが、完成後にしっかりメンテナンスしていくことによって50~60年まで延ばせます。 

また、建売住宅と注文住宅で寿命の長さが違うというのはただの噂で、実際は同じ法律に則り建てられているので、寿命に差はありません。 

茅ヶ崎エリアで不動産の購入をお考えの方は、ぜひセンチュリー21ハートランドまで相談ください。 

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